かつては自分は肉体だと思っていました。
その頃は、自分がいて家族がいて友達がいて、外側に世界は広がっていると思っていました。
ハートは知っていたけれど、世界観は普通にそう感じていたんです。
誰かに教わったんでしょうか。
直接教わらなかったとしても、幼い頃に家族の会話を聞いているだけで
自然とそうなのだと認識したのでしょう。
少し前までは、自分はエネルギーだと思っていました。
エネルギーワークを始めて以来、楽しくて面白くて、夢中で続けていました。
エネルギーに触れてそれを感じて、オーラを見て、そういう学びをして
世界はすべてエネルギーでできていると信じられました。
エネルギー体感が強まるほどに、その実感は強くなっていました。
今は自分とは、開かれた、純粋な、ただ、意識です。
それはワンであり、全体そのもので、世界は自身の内に広がっています。
不変、普遍、不偏であるそれは、本当に何でもない、いつでもここにあるすべてです。
つまり、頭の中で自分はこれこれだと、思い込んだそれが実現されているのです。
その思い込みに気づくことによって、それは手放され放棄されて
同時に、自己の本体だと思っていた自我は、舞台のそでへと引っ込みます。
すると、それまで背景だとばかり思っていた全体性そのものが、表舞台に登場するのです。
そのとき、世界はぐるっとひっくり返って、表裏が逆転するかのような
いきなり視点がポーンと違う場所へとシフトするかのような、体験となりました。
それ以来、視点は行ったり来たりしていたのですが
この夏を超えて、どんどん軽くなるエネルギーの追い風を得て
視点はシフトしたきり、降りて来づらくなってきています。
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2016.09.13 13:38
2016.09.13 02:50