体(個体、物質)が自分であると思っていると
世界は物質として現わされてきて、それを見ます。
思考が現実を作るからです。
左脳が自我の働きで、その現実を視覚的に伝える操作をしているのです。
左脳が休んでいるとき、世界は別の見え方をすることを体験します。
セッションで思考が鎮まった状態になると、周囲の物はみな、輝いて見え始めます。
色彩は鮮やかさを増し、エッジはシャープになって、生命の輝きを感じたりするのです。
さらに、ものとものの境目とか、当たり前にそうであったところが崩れてきます。
これは気づきです。
体験とはすべてが気づきだからです。
気づきは、右脳の世界です。
アーティストたちの見ている世界です。
思考が作っている現実世界から離れることは
自分とは、決してこの小さな体に閉じ込められているわけではなくて
むしろ、世界そのものとして現されてきていたことを、思い出すことなのです。
それが至福です。
わたしたちは初めから、在るだけで至福だったことを思い出します。
これまで、悩みや苦しみや恐れで生きてきたことからの、卒業が起こるのです。
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