思考が作っている現実世界から離れること


体(個体、物質)が自分であると思っていると

世界は物質として現わされてきて、それを見ます。

思考が現実を作るからです。

左脳が自我の働きで、その現実を視覚的に伝える操作をしているのです。


左脳が休んでいるとき、世界は別の見え方をすることを体験します。

セッションで思考が鎮まった状態になると、周囲の物はみな、輝いて見え始めます。

色彩は鮮やかさを増し、エッジはシャープになって、生命の輝きを感じたりするのです。

さらに、ものとものの境目とか、当たり前にそうであったところが崩れてきます。


これは気づきです。

体験とはすべてが気づきだからです。

気づきは、右脳の世界です。

アーティストたちの見ている世界です。


思考が作っている現実世界から離れることは

自分とは、決してこの小さな体に閉じ込められているわけではなくて

むしろ、世界そのものとして現されてきていたことを、思い出すことなのです。


それが至福です。

わたしたちは初めから、在るだけで至福だったことを思い出します。

これまで、悩みや苦しみや恐れで生きてきたことからの、卒業が起こるのです。





日々のつぶやき ~mananaのブログ2~

いつも頭の中でぐるぐると渦巻いている思考。 それが自分と、これまで思い込んでいたけれど もしその思考が無くなったら その時それだけで、あなたが観ている世界はぐるりと反転します。 思考が無くなったそこは、在る、実存、プレゼンス、などと呼ばれるそれです。 本当の自分は、在るだけで満たされ、至福です。 存在は初めから至福であり、愛そのものであり、光です。 そこには、不安や恐れのかけらも見当たりません。

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